しみ
なぜしみは出来てしまうのでしょうか?
しみといえばメラニン、ということは美白に関心を持つ方にはご存じの方も多いですが、このメラニンは
人体にとってはなくてはならないものなのです。
皮膚は人体を覆うベールのような物であり、様々な刺激から自らを守る為に防御反応を起こします。
この反応でできて来るのがメラニンであり、自然な新陳代謝により体外へ排出されて行きます。
メラニンがお肌の上で外的刺激を吸収してくれるからこそ、人体はその悪影響を受けずに済んでいるのです。
しかし、現代は過剰なストレスや大気汚染、紫外線の増加など、外的刺激が多すぎる為にメラニン排泄が追い付かなかったり、
肌細胞自体の機能が衰えてしまい新陳代謝がうまくゆかなくなるなどのケースが増え、若い人にまでシミが見られるようになりました。
シミの主な原因
1活性酸素
ストレス、タバコ、お酒、大気汚染、化学物質等、がメラノサイト(色素生成細胞)を刺激、活性化する事により、メラニン生成を促進。
2紫外線
生まれたばかりのまだ無色のシミ予備軍(チロシン)を黒色メラニンへと変化。
3新陳代謝の低下
加齢、不規則な生活、睡眠不足等、が生成された黒色メラニンを排出する事が出来ない為、肌に蓄積され、シミとなって現れてきます。
4女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下
妊娠、不規則な生活、ストレス等でホルモンバランス乱れる事によりメラノサイトが活性化されます。色素細胞は神経系性のもので、精神的影響を受けやすいのです。
シミ予防対策法
- 外出時には日焼け止めを塗る。
- 日傘やアームカバー、帽子など物理的に紫外線を防ぐ。
- メイク落としや洗顔のときは、ぬるま湯でしっかりと汚れを洗い流す。
- スキンケアの際は、メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ美白ケアアイテムを選ぶ。
- 色素沈着や肌荒れを防ぐためのアイテムを使う。
- トマト、ニンジン、ブロッコリー、カボチャ、玄米、緑茶など、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、リコピン、βカロテンといった栄養素を多く含む食べ物を食べる。
- 野菜を中心としたバランスのよい食事を意識する。